フライング・ジーンズ発表
【フライング・ジーンズ完成！】
丸安毛糸株式会社のニットこと岡崎 博之社長と空飛ぶ車椅子社長こと加藤健一が一緒に作った、究極の履き心地とカッコ良さを追求した、ジーンズ『フライング・ジーンズ』が遂に完成しました！
開発のきっかけは、半年前…
僕が、「車椅子でも履きやすく、カッコイイデニムを作りたい。」その一言から全ては、はじまりました。
車椅子生活をしている僕は、トイレやお風呂に入る際の着替えなど、ズボンの着脱に時間が掛かる。座ったままズボンを履くのは結構大変です。その為、デザインやお洒落より履きやすさ（ジャージやウエストゴムなど）を重視する方も少なくはありません。
こうした洋服をデザインする際に、多くの場合は、立って履いた際に綺麗に見えるようにデザインされています。
また、ファッション（服）は人の姿と心を美しくしてきました。しかし残念ながら現在は美への多様化が進み、服だけがその道具ではなくなってきてしまった為、アパレル業界は低迷していると岡崎社長は言います。
高齢や障害によって、外出することを諦めてしまっている方が全国に沢山います。もし、車椅子でも履きやすいく、また、履かせやすいお洒落なジーンズであれば、もしかしたら、こうした、ひこもりがちな人も外に出てみようかな。そんなきっかけになるかもしれない。
皆さんもお洒落な服を買ったら、ワクワクして外出するのが楽しみになるでしょ？それは、障害があっても同じ気持ちだと思う。
だから、「まだまだ洋服には人々を元気にする力がある！」
そう信じて、まずは一番汎用性の高いジーンズの開発が始まりました。
ジーンズの開発には、丸和繊維工業株式会社様の動体裁断という最先端の技術を取り入れ、また様々な方にご協力いただき、半年間、試行錯誤を繰り返し、何度も何度も作り直して、やっとお披露目出来ることになりました。動体裁断の技術を取り入れたことにより、究極の履き心地を実現。
履くと膝や股関節まわりのゴワゴワ感が気にならない、逆にジーンズの中のパンツの方がなんか違和感を感じてしまうほど…
これを機に今後、様々な商品を開発していきます。
来週、山形県寒河江市で開催される、パラスポーツカーニバル2018にてお披露目試着会を行ないます。当日は、パラアスリートの皆さんや一般参加者の皆さんの意見も聞きながら、さらにモノづくりを追求していきます。今月22日、23日は是非グリバーさがえにお越しください。
【報道ステーションの放送の際に、僕が履いていたジーンズはフライング・ジーンズです。】
