南陽市
岩部山三十三観音
いわぶやまさんじゅうさんかんのん
岩部山三十三観音は、江戸時代の後期文政・天保の頃の名僧川樋村松林寺住職の金毛和尚が石工清蔵に頼んで三年を費やして岩に彫刻させたもので、岩部山から南側の川樋北部一帯にかけて散在する奇岩名石三十三ケ所に彫り込まれた千手観音、如意輪観音、聖観音などのお姿は、おだやかな顔容のうちに慈悲の相に満ちています。法華経に、観音菩薩がこの世の全ての生きものを救うため、必要に応じ三十三の姿に身を変えて現われることが書かれています。岩部山三十三観音の祭礼は、毎年4月17日に行なわれています。
施設情報
- 住所: 南陽市川樋3949他
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